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【平成16年度産業情報化リーダー育成研修#12】

映像技術最新動向
〜 ネットワーク時代の映像制作ワークフロー 〜

主 催 
  山 形 県
 
<受講のおすすめ>


〜 MPEG画像転送フォーマットMXF 〜

 デジタルCS/BSデジタルや地上波デジタル放送は、全てMPEG圧縮方式で送出されています。DVD VideoでおなじみのMPEG2は、ブロードバンドでのストリーミングにも採用されるようになり、1つの映像コンテンツが放送/DVD/ストリーミングなど、マルチユースに利用される時代をむかえました。
 映像コンテンツ制作の現場にも、MPEG化の波が押し寄せています。
プロ仕様のビデオ機器の標準規格を制定しているPro-MPEGフォーラムでは、MPEG画像転送フォーマットであるMXFを制定しました。MXFによりTCP/IPネットワーク上のファイル転送が可能になり、既存のテープメディアに代わるオンラインでの素材流通、完パケ納品の可能性が開けたのです。
 本講演では、MPEG制作システムでの高品質フォーマットMPEG/IMXについて、カメラ撮影からノンリニア編集、納品までのワークフローを世界標準のMXFファイルを中心に解説します。機器のデモンストレーションを交えながら、MXFをキーワードにした、特定メーカに依存しないオープンな番組素材交換プラットフォームを検討する良い機会です。放送局、CATV、制作プロダクションや社内広報部門など、映像制作に興味ある多くの方にご参加をおすすめします。

1 日  時

平成17年3月23日(水)
15:00〜17:00 (2時間)
 

2 場  所

山形県産業創造支援センター 多目的ホール
〒990-2473 山形県山形市松栄1-3-8
TEL:023-647-8111
 

3 講  師

ソニーマーケティング株式会社
 ソリューションビジネス推進部 B&Pプロダクツ推進課
 シニアビジネスプランニングマネージャー
  小 川 幸 夫 (OGAWA, Yukio)
 

 

4 内  容
第1部
15:00〜16:30

「世界標準MXFファイルによる番組素材交換」
 Pro-MPEG フォーラムは、プロ仕様のビデオ機器の標準規格を制定する業界団体であり、MPEG および DV などのビデオ圧縮標準規格を扱っています。プロ仕様のカメラ/カムコーダやビデオ・ルータ、スイッチャ、ビデオ・サーバ、ノンリニア編集機などの放送機材を扱うメーカのほか、大手のインターネット関連企業を多数集め、TCP/IP上でのMPEGデータ配信の仕様を策定し、番組素材交換の市場を創出しようとしています。

  • 3つのオープン戦略
  • Pro-MPEG フォーラム
  • MXFファイルの構造
  • ソニーのMXFへの対応
  • ノンリニア編集におけるワークフロー改善
  • 番組素材交換への活用
  • 番組簡易アーカイブ用途への活用
第2部
16:30〜17:00

「プロフェッショナル向けMPEG制作システム」
 放送機材のメーカーとして、ソニーが提案するMPEG制作システムをご紹介します。
 撮影から編集、送出・伝送そして配信までを共通プラットフォームで実現、映像コンテンツの出力形態に合わせ、制作から運用全てを同一フォーマットで実現します。

  • プロフェッショナルディスクシステム
    MPEG IMXフォーマット対応デッキ(XDCAMデッキ)
  • 1/2インチテープ素材デッキ (MPEG IMX VTR: e-VTR)

(用語解説)
MXF : Material eXchange Format
 Pro-MPEG フォーラムにより標準化推進中のイーサネットを接続フォーマットとした標準ファイルフォーマット。AAFアソシエーション、EBUとの共同開発プロジェクトにより高機能化され、現在国際標準化機関「SMPTE」において標準化作業が続けられている。
 MXFは圧縮方式や信号フォーマットに依存しないファイル交換フォーマットのため、インターネット、LANなどのストリーミング可能な環境にファイルを転送することで、ストリーミング機能を実現。また、MPEG IMX, HDCAM, DV などのAVコンテンツだけでなく、その内容・種類・撮影場所・撮影機材など番組/CM制作に欠かせないメタデータも一体化して送ることが可能です。撮影から編集、送出、アーカイブまでをファイルで一元管理することで、制作現場の効率性向上、コスト削減が期待されています。

MPEG: Moving Picture Expert Group
 本来マルチメディア符号化を行っている組織の略称だが、最近では動画圧縮における国際規格の呼び名として有名。MPEG規格はもともと、蓄積メディア、放送、通信などのためのマルチメディア符号化の規格でしたが、MPEGのフェーズが進むにつれ、より広範囲な内容を含むものとなっている。

IMX : Interoperability via MPEG-2@ML bit stream(ソニー独自)
 MPEG-2 4:2:2 @ML 圧縮および SDTI-CP MPEGビットストリームインターフェースを示す。

 

5 参 加 費

無 料
 

6 定  員

30名程度
 

7 申し込み

申込受け付け終了いたしました。
3月22日までお申し込みください。

ファックス

案内(PDF503KB)にご記入の上、送付ください。
FAX 023-647-8118

インターネット 申し込みは フォーム入力のページで
※ 事 務 局:
  山形県産業創造支援センター デザイン・情報課
  金内秀志(KANAUCHI,Shushi)、多田伸吾(TADA,Shingo)
  

詳しい内容はこちらの案内(PDF503KB)から

(お問い合わせ先)

山形県産業創造支援センター デザイン・情報課
金内秀志(KANAUCHI,Shushi)、多田伸吾(TADA,Shingo)
〒990-2473 山形県山形市松栄1-3-8
電話 023-647-8113
mailto:seminar@aic.pref.yamagata.jp

 
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