放送品質のSD、HDを手軽に実現

　コンピュータの処理能力が向上し、ノンリニア映像編集システムでは非圧縮SD(Standard Difinition)形式が普通になりました。またHD(High Difinition 16:9,1080i)での編集も可能になっており、放送のデジタル化を目前にビデオ編集機器が急速に進化しています。
　一般ユーザの間ではWindows XP や MacOS X での動画機能の充実により、手軽にビデオ編集を楽しむことができるようになりました。一方、制作プロダクション業界では、撮影から編集、納品までのワークフロー見直しによる時間短縮とコストダウンが課題になっています。本研修では高品位映像を扱うための基礎知識と、それを実現するビデオ編集ソフト・機材について、最新の制作事例を中心に実機デモンストレーションをまじえご紹介します。
　身近になったハイエンドノンリニア映像編集システムについて、最近の技術動向にふれ、その具体的な利活用について検討するよい機会です。皆様のご参加をおすすめします。